2025年12月10日
帰りにドラッグストアへ寄って食料を買う。店に入る直前、軽自動車が自分を追い抜いて入口前の身障者スペースへ乱暴に止まった。車から出てきたのは若いカップルで二人とも異様に背が高かった。女が何か言うと、男は携帯に目を落としたままぞんざいな返答をした。車は斜めに停まり、仕切り線をはみだしていた。店の中で一度、うしろを先のカップルが通り過ぎた。男のふてぶてしい態度が鼻についた。女はマネキンのような気味の悪い顔をしていた。
自分が店を出たときには身障者スペースの車はいなくなっていた。不快な若者だったし、こんなことに不快になっている自分にも不快になった。自分が、一まわりも二まわりも小さくなった気がした。情けない気持ちで夜道を帰って来た。
サービス業に従事していればあんな嫌な人間にも頭を下げなければならない。昔自分もそんな接客業をしていたが、今やれと言われてもできる気がしない。現在の、人との交わりを避けた生き方が自分にとっては幸いだと感じる。同時に、そんなぬるい環境のせいで知らぬ間に価値観や行動が歪んでいるようで恐くもある。